2023年4月13日

西荻のこと研究所 メールマガジン61号 (2023.1.22)

投稿者: nishiogiorg

まちづくり基本方針マスタープラン
パブリックコメント
(1月31日締切)

ほか、3つのパブリックコメントあり

新年1つ目の配信となったメルマガ60号でもお知らせした、5つのパブリックコメントは出しましたか。私もなんとか頑張って提出しましたが、久しぶりに冬休みの宿題を終えたような気分です。

前回紹介分のパブリックコメントのうち一つだけが1/31締切です。まだ間に合いますのでぜひチェックを。「まちづくり基本方針(都市計画マスタープラン)(案)について」。

……と、杉並区のHPをチェックしたら、さらに3つのパブリックコメント募集が追加されている!? ……冬休みの宿題がなかなか終わらない、そんな気分を思い出しています。

杉並区地域公共交通計画(案)2/6締切
杉並区バリアフリー基本構想(案)2/6締切
マイナンバー制度 特定個人情報保護評価書(案)1/31締切


以下、杉並区のHPに掲載しているそれぞれの紹介文と、入力フォームへのリンク、参考資料などを紹介します。

(奥秋圭)

(1)杉並区まちづくり基本方針(杉並区都市計画マスタープラン)(案)について区民意見を募集します

現在のまちづくり基本方針は、平成25年に策定しましたが、この数年間で私たちを取り巻く社会環境は大きく変化しています。
これまでのまちづくりの進捗を踏まえて、基本構想に掲げる区の将来像を実現するため、まちづくり基本方針の改定に向けて検討を進めています。このたび、「杉並区まちづくり基本方針(案)」をまとめましたのでお知らせします。皆さんのご意見をお寄せください。

2023年1月31日(火)までに、都市整備部管理課へ(必着)。

(受付終了)

(2)杉並区地域公共交通計画(案)への区民意見を募集します

地域公共交通計画は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく、地域にとって望ましい交通のあり方を示す計画です。
近年、交通に関する政策を総合的かつ計画的に推進することが区市町村にも求められており、令和4年現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって公共交通の利用を控える傾向が見られ、交通や移動を取り巻く環境は変化しています。
こうした背景の下で、区民や交通事業者等のあらゆる関係者と共創しながら、持続可能な地域公共交通の形成を図るため、このたび、「地域公共交通計画(案)」をまとめましたので、皆さんのご意見を伺います。

2023年2月6日(月)までに、都市整備部管理課へ(必着)。

(受付終了)

(3)杉並区バリアフリー基本構想(案)への区民意見を募集します

現在の杉並区バリアフリー基本構想は、平成25年に策定しましたが、この数年間で区を取り巻く社会環境は大きく変化しています。
こうした変化やこれまでのユニバーサルデザインのまちづくりの進捗を踏まえて、誰もが気軽に利用でき、移動しやすいまちを目指し、杉並区バリアフリー基本構想の改定に向けて検討を進めています。このたび、杉並区バリアフリー基本構想(案)をまとめましたので、皆さんのご意見を伺います。

2023年2月6日(月)までに、都市整備部管理課へ(必着)。

(受付終了)

(4)マイナンバー制度 特定個人情報保護評価書(案)の区民意見を募集します(5年1月1日)

「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(以下、「マイナンバー法」という。)の規定に基づき、特定個人情報保護評価を実施しましたので、評価書案を公表し、ご意見を募集します。

2023年2月6日(月)までに、保健福祉部国保年金課高齢者医療係へ(必着)。

(受付終了)


杉並区まちづくり基本方針(案)説明会  参加報告
2023年1月12日(木)
西荻地域区民センター

上記のまちづくり基本方針(案)パブリックコメント募集にあわせて、まちづくり基本方針の説明会が、杉並区内7ヶ所で開催された。1月12日の西荻地域区民センターでの開催に参加した。
各地区で開催される説明会なので、この回は西荻地区を中心にした説明ということだった。区役所側から区長、各担当部長、課長と外部から進行役のファシリテーターなどが出席、住民参加者は約30名。

区長の挨拶の後、説明資料とは別に、参加者には付箋紙が各2枚ずつ配られた(希望者は1枚だけ追加でもらうことができる)。
会場ではまちづくり基本方針(案)の自動音声付きスライドショーが流されたのち(この紹介映像はYoutubeに公開されている(2023.04.13現在公開終了))、この付箋紙に、資料にある道路、防災、景観、緑など、分野別の質問や意見を書いて提出する。
ファシリテーター等が壁に貼られた模造紙に、出された意見を分野別に整理、全ての付箋紙を一つずつ読み上げ、役人が回答する方式で進められていった。

やはり道路の分野に質問、意見の付箋紙が集中した。ここの説明を最後に回した為、終了時刻が近づいてから付箋紙とは別に反対住民からの訴えが出始め、それについて役所側の説明、回答があり、区長の終わりの挨拶で締め、結果的に30分延長して終了した。
時間が足りなかったので住民側からの活発な意見、質問は出てこなかったが、言いたいことが沢山ある又は準備してきていたという人たちには不満が残ったのではないだろうか。道路計画の説明、理由の中に、たいがい「防災」「渋滞解消」「東京都」(東京の場合)という言葉が出てくる。個人的には聞き逃してはいけない要注意の言葉だと思っている。

(東祥子)


ことビル1階見学会

どうしよっかな会議
開催報告

1月15日の日曜日、「ことビル1階見学会&どうしよっかな会議」を開催しました。

私たちの予想以上に多くの方にご来場いただきました。本当にありがとうございました!

当日の様子をご報告します。

見学会と会議だけではなく、今川焼、似顔絵、アクセサリー販売などの方にも出店していただきました。
また、私たちもフリマをしたりコーヒーを振る舞うなどしたので、まるでお祭りのような雰囲気。なによりも、私たち自身が楽しませてもらいました。

どうしよっかな会議には、午前と午後の会、合わせて約40名と多くの方にご参加いただきました。
皆さん熱心にお話いただき、興味深い意見もたくさんありました。

例えば、こんな意見が。
「地域の人々が交流する場にしてほしい」
「来る人たちを繋ぐキーマンが必要」
「西荻といえばここ、みたいな場所になるといい」
「大人の児童館なんて面白いのでは」


また、キーワードしてよく出てきたのが、下記のような言葉。
シェア、フリー、オープン
カフェ、イベント、コワーキング
マルシェ、フードコート、お酒
アート、ライブ
子供、高齢者、障害者、外国人


なるほどなるほど、どれも参考になりそうです。

一番強く感じたのは、参加者の方の熱量の多さ。
自分はこんなことをやりたい、地域のためにこんな場所が必要という想いで溢れていました。
その熱量を活かせるようなことができたら、とても素敵な場所になるのではないか、そんな風に感じました。

いただいた意見をもとに、これからことビル1階をどのようにしていくか、具体的な形を決めていきます。
また随時、SNSなどでお知らせしていきますので、引き続きよろしくお願いします。

(福田倫和)


ニシオギ空想新聞Vol.2
刊行のお知らせと広告出稿のおさそい

昨年2022年、西荻窪駅開業100周年のメモリアルイヤーに、わずかな票差で新区長が誕生、西荻のみならず杉並区にとって、ひとつの転換点となった年かもしれません。明けて2023年、3年前に西荻案内所が発行した「ニシオギ空想新聞」のVol.2を刊行することにしました

ニシオギ空想新聞Vol.1は、北銀座通りの道路拡幅計画「都市計画道路補助132号線」や西荻窪駅南口再開発の噂などを契機に、賛成/反対の二項対立でなく、地域の人々でまちの未来像を考えるきっかけになればと思い、2020年に刊行されました。
都市計画道路はその後、優先整備路線とされるエリアのうちの北半分に事業認可がおり、すでに用地買収が始まっています。

西荻のこと研究所が実施している「ニシオギ大調査」の報告、西荻のこと研究所による「道路、こうなったらいいんじゃないの」提案、杉並区都市整備部担当者へのインタビューのほか、前回好評だった西荻窪のいろいろな方々へのインタビューも掲載。区長が変わったことで今後何かが変わるのか、あるいは変わらないのか。現在の状況、さまざまな人の思いをなるべく広く共有、理解するための新聞づくりを目指しています。

タブロイド判カラー16頁 2,000部発行予定 頒価300円
2023年2月後半発行予定
西荻窪エリア各所から発売(販売協力店募集中)


発行の趣旨にご賛同いただいたみなさまからの広告出稿をお願いしています。 広告は1マス2500円〜です。西荻窪でお店や事業をやっている方、また個人からの広告出稿もOKです。 ご検討をいただけましたら幸いです。広告はカラーです。

(受付終了)


2つの講演会
1/28(土)学校と地域がつくる学びのみらい
2/4(土)みんなの居場所はだれがつくる?」

2つの講演会のご案内です。
両会とも地域課題にどのように取り組んでいったらよいのか?という事が通底する講演です。
僕らのまちの、今日的な話題がテーマになっています。
お気軽にご参加ください。

(石井)

1/28(土)14:30- 阿佐ヶ谷地域区民センター
「学校と地域がつくる学びのみらい」
講師:長澤 悟(東洋大学名誉教授)
杉並建築会主催

(開催終了)

2/4(土)15:00- 西荻地域区民センター
「みんなの居場所はだれがつくる?」
日本建築家協会杉並地域会主催
パネリスト:讃岐亮(東京都立大学助教)/湯淺かさね(千葉大学助教)
ゲスト:岸本聡子(杉並区長)
モデレーター:林美樹(JIA杉並地域会副代表)

(開催終了)

西荻シネマ準備室の貸出について

西荻シネマ準備室は、西荻窪からなくなって久しい「映画館」の復活を目標に、その実現に向けての調査研究・準備をするために設けられたスペースです!……が、ふだんは多目的スペースとして以下のようなご利用が可能です。

展示会○販売会○新製品発表会○ワークショップ会場○トークイベント会場○ミーティング・会議○撮影スタジオ○習い事○読書会○学習会○お教室○記者会見○オンライン配信会場 などなど

1時間1,500円 または1日15,000円(9-21時)

(コロナ自粛期間特別料金です)

ご利用のお問い合わせ kabu@nishiogi.org


西荻のこと研究所
メルマガアンケート

メルマガ読者の皆様からの叱咤激励をいただきたく、アンケートを作ってみました。何度でも構いませんので、新しいご意見を思いつきましたら、ぜひ投稿してください
アンケートはこちらから

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読みやすい杉並区議会議事録

平成30年9月から令和2年6月までの杉並区議会より、都市計画道路補助132号線に関するやり取りの部分だけを抜粋したPDFを作成しました。
どんなやりとりが行われているのか、ぜひチェックを。
読みやすいように縦書きでレイアウトしてみました。

以下よりダウンロードしてください。
https://nishiogi.org/wp-content/uploads/2020/08/gijiroku132.pdf


西荻窪の未来を考える会議 議事録

2020年7月17日と11月20日、西荻北銀座商友会の樋代会長と、杉並区の道路と都市計画と商店街関係部署(都市整備部土木計画課・市街地整備課・産業振興センター)の担当者と、西荻のこと研究所メンバーで会合を持ちました。その際の議事録をHPにアップしました。
この「西荻窪の未来を考える会議」は、将来的には西荻窪エリアに住む住民にもっと開かれたまちづくり会合の場を実現するべく、その準備として行っています。

西荻窪の未来を考える会議第1回

西荻窪の未来を考える会議第2回


研究所員をいっしょにやりませんか?
参加希望の方、まずはメールをお送りください。
info@nishiogi.org


西荻のこと研究所 メールマガジン配信
次号 2023年2月10日(金) 予定


西荻のこと研究所では、みなさんが気になっていることなどを取り上げてまいります。感想やご意見、取り上げてほしいことや疑問質問などお寄せください。また、「西荻のこと」についての投稿などもお待ちしています!

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