2024年7月6日

西荻のこと研究所 メールマガジン77号 (2024.4.17)

投稿者: nishiogiorg

べスピハウスのこと

青梅街道にほど近いセブン-イレブンの近くで施工中の「べスピハウス」のこと、皆さん知っていますか?
特徴的でかわいらしい建物なので目を引きますよね。建物の前には看板がありますが、実際のところどのような宿泊施設なのか気になっていた方も多いと思います。
そこで、「べスピハウス」の施工主である殖産ベストさんに直接お話を聞いてきたので、以下に詳細を記します。
 
まず、殖産ベストは中央線沿いに特化した不動産屋です。そして「べスピハウス」の「べスピ」とは殖産ベストの公式キャラクターを指します。

鳥モチーフのキャラクター。かわいい!

企画の始まりは「ジャングルジムに泊まりたい」という子供の一言から。子供の夢をかなえるべく、ジャングルジムのようなホテルを作ろう!ということで生まれたのが「べスピハウス」です。そんな始まりだったこともあり、中には子供がわくわくするような遊び場が作られています。今もなお面白い遊び場にするために内装に凝っている最中というお話でした。
また、幹線道路沿いであることやコンクリート造、窓が小さく作られているなど、子供がどれだけ騒いでも大丈夫な作りになっているのもポイントです。現役の保育士による監修も入っており、子どもがけがをしやすい作りや状況を極力排除するような取り組みもしっかりと行われています。

そんな「べスピハウス」のテーマは「子供は楽しく大人は楽に」ということで、子どもだけではなく大人たちも楽しめるような作りになっています。

写真右が子どものスペース、左が大人のスペース
ダイニングルーム

上記で子どもの遊び場が安全につくられていることに触れましたが、安全への配慮が高いからこそ大人たちはダイニングルームや上部に作られたバルコニーで安心して羽を伸ばすことが出来ます。子どもの遊び場と大人のスペースは写真に見るように緩く区切られており、声が届くようになっているのでより安心です。
 
また、西荻窪が選ばれたのにも理由があります。
それはずばり、都心へのアクセスが良いからです!当然のことのように思うかもしれませんが、アクセスが良ければ家族旅行の移動の手間も省けるうえに、家族で宿泊して朝そのまま出勤するなんてことも可能になります。子供は思い切り遊べるスペースがあればどこでも楽しく、大人も負担なく家族の思い出を作ることが出来る、そんな夢の叶う宿泊施設になっています。みなさんご存じの通り、西荻窪は個人経営のおいしいご飯屋さんもたくさんあるので、夜ごはんも唯一無二なものを食べられます。そう考えると、祖父母が遊びに来る時や、2家族で誕生会をしたい時など、自宅をおもてなし用に準備する手間をかけずにイベントごとの催しも気軽になりそうです。ぜひ近隣の方にこそ使ってほしいとのお話でした。
 
「べスピハウス」は、家族の時間を過ごすための新しい選択肢を用意してくれる素敵な宿泊施設になりそうです。
2024年5月に予約が可能になる予定です。施工の過程や内装の詳細はinstagramで見ることが出来るので、気になる方はぜひ覗いてみてください!

インスタグラムのURL↓↓
https://www.instagram.com/bespi_house


緊急上映会
『傍観者あるいは偶然のテロリスト』
5月3日

※終了

緊急上映『傍観者あるいは偶然のテロリスト』

元ジャーナリストにして、西荻窪の居酒屋「iitoco」のオーナーでもある後藤和夫氏が、2020年に公開したドキュメンタリー作品。
今、日本にいる私たちに、何ができるのかを問うロードムービー。

2018年に大塚にできた小さな映画館「シネマハウス大塚」の設立メンバーで館長を務める後藤和夫が、自身の経験を元に映画を製作。後藤和夫は長くテレビ界で仕事をし、ドキュメンタリー番組、報道番組に従事し、『報道ステーション』のプロデューサーを10年務めたのちにテレビを離れた。

映画館を作ったのだから映画も作りたい。そう思い一つのシナリオを構想。それはパレスチナを舞台にした、偶然にもテロリストとなってしまった男の物語。このシナリオにリアリティはあるのか。後藤はロケハンを兼ねて、フリーランス時代に取材したパレスチナを再び訪れた。

*****

20年前、第2次インティファーダという民衆蜂起の嵐の中、イスラエルによる破壊と殺戮の現場を駆けまわった記憶。映画は20年前の生々しい紛争の記録と、現在のパレスチナ各地を歩く男の姿が交錯する。あれからパレスチナはどう変わったのか。あの時の若者は今何を語るのか。そこに見たのは、今なお続く占領と抑圧の実態だった。700キロにも及ぶ分離壁がイスラエルとパレスチナを分断する不気味な光景。過去と現在をさまよう主人公。

世界が“傍観者”のままでいいのか。私たちは傍観者のままでいいのか。
そして後藤の構想したシナリオにリアリティはあるのか。

現在68歳の老映像作家、老ジャーナリストの追憶のプライベート・ムービーが問いかける。

『傍観者あるいは偶然のテロリスト』 
監督・主演 後藤和夫
製作 後藤和夫 & Cool Hand Production
2020年作品 118分

5月3日(金祝)13時〜 16時30分〜
※上映後、後藤和夫氏トークあり

会場:西荻シネマ準備室(西荻南3-6-2ことビル2F)
料金:1,000円(当日支払)


いつでもできます
ニシオギ大調査

  「西荻のこと研究所」で実施している「ニシオギ大調査」は、当初はイベント開催でしたが、現在では恒常的にできるようになっています。コースはAコースとBコースの2種類。
スタート地点から歩きながら、チェックポイントにてスマホで入力フォームにアクセス。それを繰り返すだけの簡単調査です。
コースガイドは「西荻のことカフェ」はじめ、西荻のいろんなお店のチラシラックなどにありますので探してみてください。こちらからPDFのダウンロードも可能です。


大好評発売中!!!
「ニシオギ空想新聞Vol.2」

(全16ページ/フルカラー)
発行日 2023年3月15日
販売価格 330円(税込)

西荻の道路や開発のことを扱った「ニシオギ空想新聞2」。ぜひ多くの方に読んでいただいて、西荻の人自身で西荻のことを考える機運となればと願っています。

販売店(5/31現在・順不同)
西荻のことカフェ/信愛書店/古書音羽館/村田商會/カフェインザラフ/暮らしのいろいろ ていねいに、/三つ枝商店/インド料理ガネーシャガル/カフェカワセミピプレット/今野書店/Loupe/Dawner/やきとり戎/アトリエハコ/サロン+アトリエポルカ/Title/BREWBOOKS/ランチハウス/数寄和


目次:
◯抄録 ことビルオープニングトーク 「西荻のこと、まちのこと、これからのこと」     饗庭伸・中島直人
◯報告 ニシオギ大調査     コース紹介・参加方法・分析座談会
◯分析 さとことブレスト
◯インタビュー 都市計画道路担当課長・星野剛志さん
◯4つの疑問と6つの提案
◯インタビュー 西荻の人に聞きました2
やきとり戎/JR西荻窪駅/関東バス株式会社     信愛書店/あなたの公差転/杉並区長/中野書店     区議会議員(1)/区議会議員(2)
◯ニシオギ空想新聞図書室


お問い合わせメール
info@nishiogi.org

なお、3年前の2020年1月に西荻案内所から発売されたVol.1はこちらから無料でダウンロードできます。そちらも合わせてぜひチェックを。


西荻シネマ準備室の貸出について

西荻シネマ準備室は、西荻窪からなくなって久しい「映画館」の復活を目標に、その実現に向けての調査研究・準備をするために設けられたスペースです!……が、ふだんは多目的スペースとして以下のようなご利用が可能です。

展示会○販売会○新製品発表会○ワークショップ会場○トークイベント会場○ミーティング・会議○撮影スタジオ○習い事○読書会○学習会○お教室○記者会見○オンライン配信会場 などなど

1時間2,200円 または1日22,000円(9-21時)


ご利用のお問い合わせ kabu@nishiogi.org

西荻のこと研究所
メルマガアンケート

メルマガ読者の皆様からの叱咤激励をいただきたく、アンケートを作ってみました。何度でも構いませんので、新しいご意見を思いつきましたら、ぜひ投稿してください
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読みやすい杉並区議会議事録

平成30年9月から令和2年6月までの杉並区議会より、都市計画道路補助132号線に関するやり取りの部分だけを抜粋したPDFを作成しました。
どんなやりとりが行われているのか、ぜひチェックを。
読みやすいように縦書きでレイアウトしてみました。

以下よりダウンロードしてください。
https://nishiogi.org/wp-content/uploads/2020/08/gijiroku132.pdf


西荻窪の未来を考える会議 議事録

2020年7月17日と11月20日、西荻北銀座商友会の樋代会長と、杉並区の道路と都市計画と商店街関係部署(都市整備部土木計画課・市街地整備課・産業振興センター)の担当者と、西荻のこと研究所メンバーで会合を持ちました。その際の議事録をHPにアップしました。
この「西荻窪の未来を考える会議」は、将来的には西荻窪エリアに住む住民にもっと開かれたまちづくり会合の場を実現するべく、その準備として行っています。

西荻窪の未来を考える会議第1回

西荻窪の未来を考える会議第2回


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次号 2024年5月2日(木) 予定


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