2020年12月11日
西荻窪の未来を考える会議第2回会合議事録
- 日時 2020年11月20日(金) 14:00〜16:00
- 場所 洋食のみかさ
- 出席者
- 杉並区 土木計画課
- 市街地整備課
- 産業振興センター
- 西荻北銀座商友会
- 善福寺川を里川にかえる会
- 西荻のこと研究所
- 内容
- 西荻のこと研究所(以下「こと研」)の立場について
- こと研は北銀座通りの拡幅計画について、賛成でも反対でもないが、住民の意向を反映し、プロセスに住民が関われる計画にしてほしいと考えている。
- こと研メンバーが述べる意見や提案は、あくまでもこと研独自のもの。我々の意見が住民を代表したものとは捉えないでほしい。
- 西荻散歩期間中における展示
- 来場者は2日間で340名。
- 来場者へのシールアンケートでは、拡幅計画について住民と行政との話し合いの場が必要という回答が87%、住民の意見が行政に届いていないという意見が69%あった。
- 北銀座通りは自転車での走行に危険や不便を感じるという意見が多かった。
- 話し合いの場づくりについての提案
- 住民と行政側が拡幅計画について話し合える場を設定してほしい。
- その場での議論はオープン(内容を公開)なものとすることが必要である。
- 中立的な立場の専門家やアドバイザー、ファシリテーターなども加わったものとする。
- その場で、行政は情報を積極的に、わかりやすく公開してほしい。
- 町会や地域の団体にも参加してほしい、その方達には行政側から参加を働きかけてほしい。
- その場は拡幅計画の賛成、反対を決めるものではない。賛成、反対、それぞれの理由を深めていき、多くの人にとって納得できるような計画になるような提案をしていきたい。
- その場での提案を行政・区議会にも真摯に受け止めてほしい。
- →行政側からの回答
- これまで、平成19年より住民に対しては説明会やオープンハウスで計画について説明し、その場で意見も聞いている。また、10年に1回、都市計画道路について整備方針を検討しており、そこではパブリックコメントを実施し、住民意見を踏まえ、整備方針を策定している。
- 現在、こと研は「杉並区まちづくり条例」に基づき、びぎなーコースに登録してまちづくり活動を行っているが、この「まちづくり条例」の枠組みを活用して、話し合いの場づくりができるか確認したい。
- 道路建設中の空き地について
- 用地の買収が進む過程で、細かい空き地が多く出ることが予想され、街の賑わいの観点からすると問題があり商店会としても懸念している。
- 定期借地や業務委託などを活用し、期間限定で空き地スペースにポケットパークを作ったり、キッチンカーなどを営業してもらうことで街の賑わいを維持していきたい。ベンチとパラソルを置くだけでも街の雰囲気が変わってくる。
- →行政側からの回答
- 有効な方法があるか検討する。
- 有効な方法があるか検討する。
- 具体的な道路計画の内容について
- 歩道と車道の幅員を柔軟にして歩行者優先の道路にしてほしい。特に低速自転車は歩道を通行できるようにするなど、自転車通行路については検討が必要。
- 歩道部分にグリーンインフラを活用するなどして、環境に配慮し、街の価値を向上させるようなものにしたい。
- 商店会の設置している街路灯も移設する必要がある。その場合、その費用は行政が負担してくれるのか。補助金で設置したものなので、期間の途中で撤去した場合は補助金を返還する必要があるのか。
- 神明通りでクランクする線形についても懸念している。こと研が提案したような場ができればそこで議論していきたい。
- →行政側からの回答
- 道路の幅員構成は、道路構造令等に基づき、車の計画交通量及び歩行者や自転車の現交通量を勘案し、車道部と歩道部の幅員を決定している。駅前はバスの乗り降りが危ないので、柔軟に対応できるかもしれないが、事業認可をとった区間については予備設計が固まりつつある段階であり変更は厳しい。
- 街路灯の移設費用負担について、どのような方法があるか確認する。
- 西荻のこと研究所(以下「こと研」)の立場について