西荻のこと研究所 メールマガジン 40号 (2022.3.4)
3月19日
西荻窪駅周辺まちづくり懇談会
&
西荻補助132沿道まちづくりミーティング
開催
杉並区 都市整備部 市街地整備課 拠点整備係より、 2月5日開催予定で延期になっていた「西荻窪駅周辺まちづくり懇談会」と、「(仮称)西荻補助132沿道まちづくりミーティング」開催のお知らせが出ました。
杉並区HP:西荻窪駅周辺まちづくり
https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/machi/machidukuri/1034440.html
詳細は上記リンクからPDFを見ることができます。
開催日はどちらも3月19日(土)
場所は西荻地域区民センター(勤労福祉会館)3F
10時30分〜 駅周辺まちづくり懇談会
14時30分〜 補助132沿道まちづくりミーティング
西荻窪駅周辺まちづくり懇談会には、駅からだいたい半径500メートルとして設定した対象区域に居住または勤務または土地建物所有等、という参加要件があります。関根橋以北ですと、道路拡幅計画にかかりながら、懇談会への参加要件が満たせないという人がいて、「沿道を含めて対象区域を広げるべき」「参加エリアを拡大すべき」等の意見が寄せられていました。今回はこれらの意見を踏まえ、事業認可を取得した132号線沿道周辺を範囲としたミーティングを新設したとのことです。
いずれの参加でもそれぞれ事前の申し込みが必要です。
申込みの期日は令和4年3月9日(水)
氏名・住所・連絡先(電話番号等)・参加形式(会場またはオンラインのどちらか)を、
都市整備部市街地整備課拠点整備係
03-3312-2111(内線3383)
KYOTEN-T@city.suginami.lg.jp
まで連絡のこと。
会場定員は20名程度。参加要件を満たしていなくても傍聴可。
西荻最新情報
こけし屋が一時閉店
広報すぎなみ3月1日号を読む
西荻にも別れの季節がやってきました。
中でも地元民に衝撃なのは、こけし屋の一時閉店。3月末をもって、本館・別館を閉店して建替、3年後に復活する予定なのだそう。
こけし屋といえば、フランス料理の草分け的存在でもあり、西荻を代表する洋菓子店でもあり、毎月第2日曜の「こけし屋朝市」を長年開催して地域に愛され、また歴史をひもとけば、文化人サロン「カルヴァドスの会」の開催場所として、多くの人々に愛されてきたお店です。
内情については、従業員の方がつくったツイッターアカウント「こけし屋最後の◯ヶ月 @bF24uY3TNKUz6QM」さん(当時)が時々刻々と綴っているのですが、こちらのアカウントの情報によると、仮店舗営業などはせず、従業員は全員解雇となるそうです。この方々が3年後の再雇用まで待っているわけもなく、どのような形で営業再開するのかは気になるところ。また、道路拡幅する都市計画道路補助132号線(北銀座通り)に面した立地でもあり、建替がどのように行われるのかも注目していきたいと思います。
さて、3月1日の「広報すぎなみ」、特集は「児童館の再編整備」です。区内児童館を廃止して、小学校施設をつかった「放課後等居場所事業」と「学童クラブ(利用料がかかる)」、乳幼児は子育てプラザ、中高生は「ゆう杉並」ほかを利用するということに移行していく、ということが解説されています。
キャッチの「児童館再編で楽しい場所が、ぞくぞく!」のあとに続く言葉は本来、「増えています」なのでしょうが、……児童福祉法に基づく児童館は、再編というより基本的に「廃止」です。敷地面積的には児童館廃止後も同じ広さをキープしているのかもしれませんが、子どもたちにとってのいわゆる「サードプレイス」が減る、ということはちゃんと考えたほうがよいと思います。「小学校以外の居場所が一つなくなっちゃうのはいやだ、大人はわかってないな」という小学生の声を聞いたこともあります。学童クラブに入れた児童、入れなかった児童、ふらりと児童館に立ち寄っていた児童、毎日利用していた児童、いろいろな子どもがいます。この児童館再編がそれぞれの子どもたちの日常にどう影響していくのか、大人の都合ではなく子供中心の施策であるのか。
杉並区が進める「コミュニティふらっと」事業が、サードプレイスを求める子どもたちの受け皿にちゃんとなれるか、利用者である子どもの声をききながら、柔軟に対応していくのがポイントなんじゃないかと思います。
一部住民からは児童館廃止について反対の声があがっています。道路拡幅事業にも似た構造を感じるのですが、杉並区のいくつかの施策は、トップダウンで行われているせいか、地域の声が届きにくくなっているように感じます。地域の声がしっかりと区議会の議場で取り扱われず、またそれにともなって行政職員が動きづらくなっているということも感じます。引き続き注視していきたいと思います。
広報すぎなみ 3月1日号リンク
(奥秋圭)
まちはく2022に出展します
3月6日(日)10時〜14時30分
@杉並区立産業商工会館
(阿佐谷南3-2-19)
杉並区内でまちづくり活動をしている団体が集う「まちはく2022」に西荻のこと研究所も参加します。主には6日10〜14時40分の展示発表となります。他の団体の活動も興味深いものが多いですので、お時間がある方は阿佐ヶ谷駅南口の杉並区立産業商工会館にぜひいらしてください。
西荻シネマ準備室の貸出について
西荻シネマ準備室は、西荻窪からなくなって久しい「映画館」の復活を目標に、その実現に向けての調査研究・準備をするために設けられたスペースです!……が、ふだんは多目的スペースとして以下のようなご利用が可能です。
展示会○販売会○新製品発表会○ワークショップ会場○トークイベント会場○ミーティング・会議○撮影スタジオ○習い事○読書会○学習会○お教室○記者会見○オンライン配信会場 などなど
1時間1,500円 または1日15,000円(9-21時)
(コロナ自粛期間特別料金です)
ご利用のお問い合わせ kabu@nishiogi.org
西荻のこと研究所
メルマガアンケート
メルマガ読者の皆様からの叱咤激励をいただきたく、アンケートを作ってみました。何度でも構いませんので、新しいご意見を思いつきましたら、ぜひ投稿してください
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読みやすい杉並区議会議事録
平成30年9月から令和2年6月までの杉並区議会より、都市計画道路補助132号線に関するやり取りの部分だけを抜粋したPDFを作成しました。
どんなやりとりが行われているのか、ぜひチェックを。
読みやすいように縦書きでレイアウトしてみました。
以下よりダウンロードしてください。
https://nishiogi.org/wp-content/uploads/2020/08/gijiroku132.pdf
西荻窪の未来を考える会 議事録
2020年7月17日と11月20日、西荻北銀座商友会の樋代会長と、杉並区の道路と都市計画と商店街関係部署(都市整備部土木計画課・市街地整備課・産業振興センター)の担当者と、西荻のこと研究所メンバーで会合を持ちました。その際の議事録をHPにアップしました。
この「西荻窪の未来を考える会」は、将来的には西荻窪エリアに住む住民にもっと開かれたまちづくり会合の場を実現するべく、その準備として行っています。
西荻窪の未来を考える会議第1回
西荻窪の未来を考える会議第2回
研究所員をいっしょにやりませんか?
参加希望の方、まずはメールをお送りください。
info@nishiogi.org
西荻のこと研究所 メールマガジン配信
次号 2022年3月11日(金) 予定
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