2020年9月11日

西荻のこと研究所 メールマガジン 08号 (2020.09.04)

投稿者: nishiogiorg

NEWS
都市計画道路補助132号線の
告知看板が設置されました

西荻窪、北銀座通りの2ヶ所に都市計画道路補助132号線事業認可の告知看板が設置されました。
現在、用地買収に関する説明会は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から延期となっていて、行政は関係権利者の申し出による以外の対応は行っていません。
今後、新型コロナ感染状況などの動向を踏まえながら改めて説明会が開催されるとのこと。
杉並区のホームページで公開されている情報はこちら。

杉並区ホームページ 東京都市計画道路補助線街路第132号線 https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/machi/toshikeikaku/1059023.html

また、6月8日の都市環境委員会(こちらの記事のPDFを参照)で、認可が下りた第1工区工事の予算が約85億円、また第2工区工事にはそのおよそ倍額という見込みが示されました。 総額250億を超える大事業ですが、西荻窪の住民や関係者にこの事業への理解が深まっている印象はありません。 西荻のこと研究所でも、議会での答弁・132号線ニュース・オープンハウスなど、機会があれば132号線の事業に関する情報を取得するようにしてきましたが、

・どのような目的で(事業の効果)
・どうやって(詳細なスケジュールやデザイン)
・どんな道・まちにしていくのか(事業後のまちのすがた)
という根本的なことすら、すっきりと腑に落ちるような情報が出されていないと感じます。

議会答弁や書面での問い合わせに対して繰り返される
「丁寧に説明し、まちの発展につながるよう事業を進めていく所存です。」
という言葉が、ほんとうにその意味どおり真摯なものであるように、願っています。

このメールマガジンをお読みの方も、この事業に対する質問などありましたら直接杉並区都市整備部土木計画課に問い合わせをしていただいたり、またこのメールマガジン巻末の連絡先にご連絡をいただければ、こちらでとりまとめて質問をしていこうと思います。


パブリック・ハック
―川辺で涼む夜―

関根橋でウイルス対策をしながら外食!日常のなかでちょっとした非日常を楽しんでみませんか?
 7月某日に川辺飲みの実験を行いました。今回のテーマはずばり、ウイルス対策と飲食店の応援、そしてちょっとした楽しみで日常を離れてみようという三つです。
 今回の実験は「コロナ禍でレストランでの食事が不安、しかし外食はしたい!」という方にもおすすめ、外で距離感を保ちながら食事を楽しむことができます。方法は簡単。川辺で距離を取りながら川に向かってテイクアウトした食事をいただく、ピクニック気分になれます。さらに参加者がそれぞれ即席の棚を作ってより簡単に過ごせる方法を考えてみました。
 これはあくまで街中の公共の場での楽しみ方です。ごみは各自持ち帰る、大声で騒がない、長居しすぎないなどの常識的な行動を心がけてください。せっかくの楽しい時間も周囲にごみが落ちている、住民のみなさんに迷惑をかけて諍いになってしまう、なんてことがあると楽しみが半減です。お互いに配慮をしながら一緒に楽しみましょう。
 それでは写真を中心にその様子をご紹介するのでぜひ想像してみてください!

 まずはこちら。段ボールで作った棚です。広いスペースでたくさん物がおけちゃいます。
 しかも欄干に上からかぶせるだけで設置完了。ビール瓶をおいても倒れない安定感です。

 こちらも欄干の上に設置するものですね。結束バンドで括り付けていて意外にこちらも安定感はばっちりなんです。
 お菓子の箱に穴をあけて準備は完了!

 この写真の棚はずばりカゴ!欄干にフックを使ってひっかけています。
 この方法ならば前準備はありません。ピクニックと同じようにカゴに物を入れて持ってきて、そのままフックにひっかけるだけ。

最後はこちら。つるすタイプの棚です。ひもと結束バンドで固定しています。
 欄干の上に置くのは倒したとき怖いという方はこういう感じのものなら自分側に入っていて安心できますね。

やっぱり大事なのはおいしい食事です。ガネーシャガルさんが外でも食べることのできるものとして試行錯誤を重ねて様々なメニューを開発してくださりました。どれもこれも食べやすくそしてもちろん大変美味です。それぞれが近くのお店でテイクアウトをして食べ物を持ち寄るといったフードコートのような楽しみ方もできるので違う店の食事を一度に味わえます。

 この夜の楽しさ、少し伝わったでしょうか? 新型コロナによって私たちの生活は大きく変化しようとしています。しかし悪いことばかり考えていても疲れてしまいますよね。これもまた新しい楽しみを見つける一つの機会、水辺で涼しい風を感じながらおいしい食事と冷たい飲み物で夜を楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。もちろん自己責任の範囲内で常識的に楽しみましょう。周囲の人や次に楽しむ人のことを考えて、自分が嫌なことはしない、それが鉄則です!

(文・西澤)


キッチンカープロジェクト第4回
すぎなみフェスタ2020エントリーしましたの巻

コロナの影響でことごとくイベントが中止になっている中、
〈すぎなみフェスタ開催〉との情報をもらい、
すぐにキッチンカーでの出店を申し込み!
出店可の連絡を待ってます。

出店が決まれば、すぎなみフェスタ(11月7日、8日)
多くのお客様にお披露目できると思うと
胸が高鳴るな〜ドキドキ・ワクワク

で、キッチンカーは? 
実は、車庫証明で苦労して、納車を遅らせてもらうことになったので
まだなんです。

駐車場は普通サイズでokとはいえ、
やはり1.5tのキッチンカー はボリュームがあるので、
簡単に見つからないのよね〜
まさかここで苦労するとは思ってなかった・・・
とりあえず自宅車庫に置くこととし、
今月10日に納車、
出店場所が決まれば都合の良い駐車場を探す予定、

そう、その出店場所がカナメなのだ!
良い出店場所を確保し、
今月末には出動したいな〜〜〜

つづく

 (ガネーシャガル・松岡美由起)

ベージュとブルー・グレーのツートンカラーとピンクのテントが目印。

ワークショップ開催のおしらせ

善福蛙×こと研
北銀座通りを歩いてみる

〜グリーン&ウォーカブルストリート ワークショップ〜

9月26日(土)14時〜

07号のメールマガジン(記事はこちらで紹介した善福蛙こと「善福寺川を里川にカエル会」と「西荻のこと研究所」のコラボ企画が実現。
道路拡幅で揺れる西荻窪の北銀座通りをあらためてじっくりと歩いてみて、さまざまな発見を共有しながら考えてみようというワークショップです。

参加無料(ただし後半でカフェに入るのでドリンク代実費がかかります)
参加申込:西荻のこと研究所 info@nishiogi.org
※お申込みをいただいた方に集合場所などお知らせします。

読みやすい杉並区議会議事録

平成30年9月から令和2年6月までの杉並区議会より、都市計画道路補助132号線に関するやり取りの部分だけを抜粋したPDFを作成しました。
どんなやりとりが行われているのか、ぜひチェックを。
読みやすいように縦書きでレイアウトしてみました。

以下よりダウンロードしてください。
https://nishiogi.org/wp-content/uploads/2020/08/gijiroku132.pdf


研究所員をいっしょにやりませんか?
参加希望の方、まずはメールをお送りください。
info@nishiogi.org

西荻のこと研究所 メールマガジン
次号 9月17日(木) 予定


杉並区資料に見る「西荻窪らしさ」とは
麻布十番まちあるきレポート
キッチンカープロジェクト 5
ほか


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