西荻のこと研究所 メールマガジン102号 (2025.9.17)
西荻のことサロン
道路と自転車について、聞こう、語ろう
9月21日(日)開催!
(再掲)

西荻窪の街では日常生活で自転車を利用している人は多いですよね。
自転車は便利で楽しい乗物ですが、安全面や駐輪場不足など課題も様々。
今回は、西荻窪エリアの補助132号線を中心とした道路と自転車について、専門家を交えながらディスカッションします。
●日時:2025年9月21日(日)16時~19時
●会場:西荻のことカフェ(杉並区西荻南3-6-2)
●参加費: 1000円(1ドリンク付き)
●定員:40名(予約制)
●参加対象者
西荻エリアの道路や自転車に関心があり、色々な人と対話をしてみたい方
●専門家(レクチャー)
東海大学 建築都市学部 土木工学科
准教授 鈴木 美緒 氏
国士舘大学 理工学部 理工学科
教授 寺内 義典 氏
●主催:西荻のこと研究所/共催:株式会社 西荻のこと
○プログラム
15:30~16:00 受付
16:00~18:00 自転車レクチャーとディスカッション
サロン開催の趣旨等説明(西荻のこと研究所)
専門家のレクチャー(鈴木氏、寺内氏)
自転車と道路をテーマにフリーディスカッション
-ここで一旦終了-
18:00~19:00 自由意見交換会
★参加者の方への宿題★
参加者の皆様には当日までに自転車走行体験して頂きたく、予約が確定した皆様には走行マップをお配りします。
安全に配慮しながら、自転車で道路を走ってみて下さい。(ご自身の自転車又はシェアサイクル)
日頃、自転車を利用しない方は、是非、自転車目線で体験してみて下さい。
○特別プログラム-自転車走行体験(限定6名)
当日、スタッフ案内で自転車走行体験ができます。
14:45~15:00 受付
15:00~15:30 補助132号他を自転車走行体験
※スタッフ同行
※自転車はご持参下さい。
※保険料(300円)を頂きます。
※雨天中止

気になる!サイクルトレイン
その後

2021年7月16日のメルマガ28号に「気になる!サイクルトレイン」という記事を掲載、西武多摩川線で2021年7月1日から3ヶ月実施されたサイクルトレイン実証実験についての体験レポートでした。
あれから4年が過ぎましたが、今は完全に本実施しています。当初は多磨駅の乗降が不可でしたが、こちらも可能に。実証実験を3ヶ月実施した後、そのまま本実施になったスピード感も目を見張りました。

そこで、久しぶりに西武多摩川線・武蔵境駅と是政駅を往復して、自転車の利用実態を見てみました。
9月14日(土)三連休初日の午後の時間帯、JR中央線はそれなりに混んでいたのですが、武蔵境駅で西武多摩川線の改札を抜けてホームに辿り着くと、電車を待つ人たちは10人を少し超えるくらいでした。休日の午後のこの路線はこんな雰囲気なのでしょうか。確かに1両を自転車OKにしても問題なさそうです。ちなみに私の自転車は乗車可能な全長サイズを10cm程超えているのでNG。シェアサイクルという手もあったのですが、今回は自転車なしで乗車しました。

私が乗車した始発の武蔵境駅から終点の是政駅の間は結局、自転車を利用した人が0人でした。ただし、武蔵境駅で下車してきた1人が自転車といっしょに下車、途中駅で上りの武蔵境駅に向かう電車に自転車といっしょに乗車した人を1人目撃、是政駅から武蔵境駅に戻る際、是政駅の改札口付近で4人家族がちょうど電車から降りて来たところに遭遇と、サイクルトレインはそれなりに利用されているなと感じました。自転車を固定するバンドは結構使い込まれている感もあり、平日や時間帯によっては利用者はもっといるのかもしれません。

利用者が少なければこの取組みはフェイドアウトしているかもしれませんが、ピーク時以外の乗降客数が少なめな路線であれば自転車くらい乗せたところで問題がないのか、淡々と継続されているのがいいなと思います。目的地が最寄り駅から徒歩では時間がかかるのであれば、自転車ごと電車に乗ってしまえば降車した後はスイスイと目的地までいけるし、荷物も積める、使い方次第では便利な移動手段になりますよね。
他の会社線でももっと運用されればいいのにと思いつつも、常に混んでいる路線ではなかなか難しいし、自転車が駅のホームまで簡単に乗り入れできるような条件も必要になります。
「サイクルトレイン」の運用は観光地を中心にちらほらと増えているようですので、新しい交通手段として今後も注目していきたいと思います。

(平野亜紀子)
参照)西武鉄道>サイクルトレイン>西武多摩川線サイクルトレインご利用案内
https://www.seiburailway.jp/railway/cycletrain/tamagawaline/
参考)2021年10月1日(金)から西武多摩川線サイクルトレインは本実施へ!
https://www.seiburailway.jp/file.jsp?news/news-release/2021/20210921_cycletrain.pdf
自転車保険、入っていますか?
皆さんは、自転車保険が義務化されていることはご存じですか?
東京都では2020年4月1日から自転車保険への加入が義務化され、その義務化に伴って、自転車購入時には必ず保険の加入がセットになっているようです。しかし、義務化以前に自転車を購入した人は、ご存じない方もいらっしゃるのではと思い、自転車保険とはいったいどのようなものかをご紹介したいと思います。
自転車保険義務化の背景と経緯
自転車は健康志向や環境配慮、また移動の自由度の面から利用者が増えています。しかし、「自転車は自動車の仲間」と分かっていても、大型トラックなどが通る青梅街道などで車道を走るのは怖いですし、歩道を走っている自転車も猛スピードだったりして、なかなかぼーっと歩いてはいられないですよね。
杉並区でも「自転車ネットワーク路線」の整備を進め、2024年度には主に自転車関与事故や自転車交通量が多い路線を追加し路線の再構築を行っています。

自転車事故の割合は年齢で言うと中高生が圧倒的に多いようです。これは、日常的にその年齢の子どもの大きな移動手段となっているということですが、中学生及び高校生の事故のうちの約7割が自転車側の法令違反によるものです。また、自転車事故で亡くなられる方(第1当事者・第2当事者含めて)は65歳以上が7割だそうで、若者の死者数は少ない状況です。子ども乗せた電動アシスト自転車が、猛スピードで歩道を走り抜ける姿を見て心配になったりしますが、事故自体はそれほど多くはないようです。事故の原因としては、法令違反が約7割を占めるとのことです。
参考資料:R6年における交通事故の発生状況について(警察庁)https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bunseki/nenkan/070227R06nenkan.pdf

【年齢層別の千人当たりの自転車事故頻度 】
出典:公益財団法人交通事故総合分析センター イタルダインフォメーション No78 「その自転車の運転では事故になります」 https://www.itarda.or.jp/contents/460/info78.pdf
自転車保険加入の義務化の主な目的は、事故発生時に被害者への補償を確実・迅速に行う仕組みを整備するとともに、加害者の経済的リスクを軽減し、自転車利用者全体の安全意識を向上させることです。教育・インフラ・ルール整備など、自転車事故防止には整備すべき点がいろいろありますが、その一つとして保険加入というものがあると考えられるのではないでしょうか。
自転車保険で補償される主な内容
- 事故発生時の経済的負担を軽減
自転車事故で他人を死傷させた場合、賠償金は数百万円から数千万円に達するケースがあるが、保険があれば補償範囲内で支払われる。 - 被害者への迅速な補償
被害者の治療費や休業損害を保険会社が立て替え・支払うため、事故後の手続きや負担を大幅に軽減できる。 - 自身や家族の医療費補償
個人賠償責任保険に医療費補償特約を付加すれば、運転中のケガ治療費もカバーできる。 - 安全意識の向上
保険加入を機にリスクを意識し、より慎重な運転や交通ルールの徹底につながる。 - 法的責任の明確化と円滑なトラブル解決
事故時の責任範囲が明確になり、示談交渉や裁判の手続きをスムーズに進められる。
どんな自転車保険に加入すればよいか?
自転車運転中の賠償責任を補償する保険「個人賠償責任保険」に入る必要があるため、下記の1から8までの保険・共済に加入しているか確認し、これらの保険・共済に「個人賠償責任保険」が契約(付帯)されているか確認してみてください。
「個人賠償責任保険」は、個人又は同居の家族が、日常生活で誤って他人に怪我をさせたり他人の物を壊したりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の補償がされる保険です。
いかに警視庁HPに掲載されている確認フローを掲載したので、この流れに沿ってご自身の自転車保険加入状況を確認してみてください。
1. 「自転車保険」等の名称で販売している傷害保険とのセット商品
2. 自動車保険(特約)
3. 火災保険(特約)
4. 傷害保険(特約)
5. クレジットカードなどの付帯保険
6. 会社等の団体保険
7. PTAの保険など学校・大学で加入募集を受ける団体保険
8. 交通安全協会の自転車会員として加入している団体保険(自転車事故による損害賠償のみを補償)

※警視庁HPより
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/bicycle_insurance.html
TSマーク付帯保険(点検整備された自転車の車体に付帯された保険)とは?
TSマークは、自転車の点検整備が行われた証として自転車に貼られるシールで、TSとは「TRAFFIC SAFETY」の頭文字で、交通安全という意味で、1979年から現在まで、自転車の安全利用と事故防止を目的として使用されています。
TSマークにも賠償責任保険と傷害保険等が付帯されています。TSマークは青色・赤色・緑色の3種類があり、種類によって付帯保険の補償内容が変わります。そして、有効期限は点検基準日から1年間で、点検整備を含めて2,000~3,000円程度が相場です。こちらも確認してみてください。
シェアサイクルの自転車保険はどうなっている?
シェアサイクル利用時の事故補償には大きく分けて「事業者が加入する保険でカバーされるケース」と「利用者本人が加入する保険を使うケース」があります。
- 事業者加入型保険
• 多くのシェアサイクル事業者は、利用料に含める形で対人・対物賠償責任保険を契約している。
• 事業者によっては利用者のケガや自転車本体の損害までカバーされない場合もある。 - 利用者自身の保険を適用するケース
• すでに「個人賠償責任保険」や火災保険・自動車保険の特約で自転車事故を補償対象にしている場合、シェアサイクル利用中の事故でも同じ保険が適用できることがある。
• クレジットカード付帯保険や共済の団体保険でも補償される場合がある。
シェアサイクル事業者ごとに保険の種類・範囲・補償額・免責金額は異なるため、利用前には必ず公式サイトや利用アプリの「保険/補償」項目を確認し、不足があれば自身の自転車保険や個人賠償責任保険の加入を検討するのが良さそうです。
安全に自転車を利用することについて家族や地域でいろいろ考えることは、お互いの幸せのために大切なことですよね。自分や家族の自転車の利用状況や保険の補償内容などを確認するきっかけになれば幸いです。
(カリノミエ)
いつでもできます
ニシオギ大調査
「西荻のこと研究所」で実施している「ニシオギ大調査」は、当初はイベント開催でしたが、現在では恒常的にできるようになっています。コースはAコースとBコースの2種類。
スタート地点から歩きながら、チェックポイントにてスマホで入力フォームにアクセス。それを繰り返すだけの簡単調査です。
コースガイドは「西荻のことカフェ」はじめ、西荻のいろんなお店のチラシラックなどにありますので探してみてください。こちらからPDFのダウンロードも可能です。


NEW!! 読みやすい杉並区議会議事録
内容をアップデートしました
杉並区議会・委員会の議事録より、「都市計画道路補助132号線」に関するやり取りの部分だけを抜粋した、読みやすい縦書きPDFを以前から公開しておりましたが、このたびバージョンアップしました。
収録の期間がぐぐっと増えて、
平成30年9月〜令和4年5月
となります。
令和4年5月を区切りとしているのは、令和4年6月19日に杉並区長選挙があり、ここで区長が交代しているためです。区長交代後の議事録も現在作業中。
どんなやりとりが行われてきたのか、ぜひチェックを。
以下よりダウンロードしてください。
https://nishiogi.org/wp-content/uploads/2024/09/240922gijiroku132_01.pdf

大好評発売中!!!
「ニシオギ空想新聞Vol.2」
(全16ページ/フルカラー)
発行日 2023年3月15日
販売価格 330円(税込)
西荻の道路や開発のことを扱った「ニシオギ空想新聞2」。ぜひ多くの方に読んでいただいて、西荻の人自身で西荻のことを考える機運となればと願っています。
販売店(順不同)
西荻のことカフェ/信愛書店/古書音羽館/村田商會/カフェインザラフ/暮らしのいろいろ ていねいに、/三つ枝商店/インド料理ガネーシャガル/今野書店/Loupe/Dawner/やきとり戎/アトリエハコ/サロン+アトリエポルカ/Title/BREWBOOKS/ランチハウス/数寄和
目次:
◯抄録 ことビルオープニングトーク 「西荻のこと、まちのこと、これからのこと」 饗庭伸・中島直人
◯報告 ニシオギ大調査 コース紹介・参加方法・分析座談会
◯分析 さとことブレスト
◯インタビュー 都市計画道路担当課長・星野剛志さん
◯4つの疑問と6つの提案
◯インタビュー 西荻の人に聞きました2
やきとり戎/JR西荻窪駅/関東バス株式会社 信愛書店/あなたの公差転/杉並区長/中野書店 区議会議員(1)/区議会議員(2)
◯ニシオギ空想新聞図書室
お問い合わせメール
info@nishiogi.org
なお、3年前の2020年1月に西荻案内所から発売されたVol.1はこちらから無料でダウンロードできます。そちらも合わせてぜひチェックを。
西荻シネマ準備室の貸出について
西荻シネマ準備室は、西荻窪からなくなって久しい「映画館」の復活を目標に、その実現に向けての調査研究・準備をするために設けられたスペースです!……が、ふだんは多目的スペースとして以下のようなご利用が可能です。
展示会○販売会○新製品発表会○ワークショップ会場○トークイベント会場○ミーティング・会議○撮影スタジオ○習い事○読書会○学習会○お教室○記者会見○オンライン配信会場 などなど
1時間 平日2,200円 土日祝2,750円(利用は2時間から)
1日 平日22,000円 土日祝27,500円(9-21時)
いずれも税込
ご利用のお問い合わせ kabu@nishiogi.org
西荻のこと研究所
メルマガアンケート
メルマガ読者の皆様からの叱咤激励をいただきたく、アンケートを作ってみました。何度でも構いませんので、新しいご意見を思いつきましたら、ぜひ投稿してください
アンケートはこちらから

西荻窪の未来を考える会議 議事録
2020年7月17日と11月20日、西荻北銀座商友会の樋代会長と、杉並区の道路と都市計画と商店街関係部署(都市整備部土木計画課・市街地整備課・産業振興センター)の担当者と、西荻のこと研究所メンバーで会合を持ちました。その際の議事録をHPにアップしました。
この「西荻窪の未来を考える会議」は、将来的には西荻窪エリアに住む住民にもっと開かれたまちづくり会合の場を実現するべく、その準備として行っています。
西荻窪の未来を考える会議第1回
西荻窪の未来を考える会議第2回
研究所員をいっしょにやりませんか?
参加希望の方、まずはメールをお送りください。
info@nishiogi.org
西荻のこと研究所 メールマガジン
2025年10月10日(金) 予定
西荻のこと研究所では、みなさんが気になっていることなどを取り上げてまいります。感想やご意見、取り上げてほしいことや疑問質問などお寄せください。また、「西荻のこと」についての投稿などもお待ちしています!
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