2022年6月10日

西荻のこと研究所 メールマガジン47号 (2022.6.9)

投稿者: nishiogiorg

杉並区長選挙候補予定者インタビュー

杉並区長選に立候補を予定している3名のかたにインタビューを実施しました。 質問項目は以下の通りです。 若い世代や、大学の友達もこの選挙に興味をもってくれたら、と思い企画しました。 見てくださる皆さんの候補者選びのお役にも立てれば幸いです。
まちのこと、子どものこと、働くこと、暮らすこと。
主にこの4つを、これから区長になるかもしれない人がどう考えているのかを聞いてきました。
政策の比較、みたいなちゃんとしたインタビューにしたかったのですが、難しかったので諦めて、西荻で1年半ほど暮らした自分のもやもやを相談するつもりで行ってきました。
三名の候補予定者に同じ質問をしました。
一問につき3分程度を目安にお答えいただきました。

①区長になったら重点的に進めていきたい施策は?

②私を杉並区に引き留めてみてください。

③これまで杉並区では原水爆禁止の運動をはじめとして、環境活動など市民運動が活発なイメージがあります。このような主体性のある区民性にどんなイメージを持っていますか?

④子ども・子育てプラザが増え、乳幼児を受け入れる体制が整備されました。乳幼児が育っていった就学後なども安心して遊べる場所はこれから増えていきますか?

⑤3月で廃止になった児童館でアルバイトをしていました。人手が足りなさそうに見えたのですが、子どもに関わる職の専門的な知識を持っている正規雇用の人を増やすのは難しいのですか?

⑥家賃が高くて生活が苦しいです。再開発が進むと家賃が高くなると聞いたのですが、西荻の家賃もこれから高くなりますか?

⑦私は西荻のバス通りを駅までのルートとして頻繁に通行します。道路に関して土地の権利などがあるわけではなく、単に通行人という立場です。通行人としての意見を道路に反映してもらうにはどうしたらいいですか?

⑧選挙に関心のない若者に一言ください。

このまちで起きていることを傍観するしかできなかった私の視点からの質問なので、もっと核心に迫る質問を期待されていた方、すみません。

遠回りな質問ですが、どれかはきっと皆さんの生活にとって身近な話になっていているんじゃないかなと思います。

このインタビューにあたって相談に乗ってくださった西荻のみなさんや杉並区の選挙管理委員会の方々、拙いインタビューに真摯にお答えくださった岸本さとこさん、田中良さん、田中ゆうたろうさん(インタビュー収録順)はじめ各陣営の方、お供してくれた友達や応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

(伊藤)


岸本さとこさん
5月25日13時 岸本さとこさん後援会事務所にて

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田中良さん
5月31日 19時 田中良さん 後援会事務所にて

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田中ゆうたろうさん
6月5日18時 田中ゆうたろうさん後援会事務所にて

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西荻ブックレビュー
家庭用 せんきょく記録

西荻のこと研究所の定例ミーティングが終わったとき、メンバーの一人が今野書店で面白い本を見つけたと。タイトルは「家庭用 せんきょく記録 ことしの政治を記録する つぎの選挙までのノート」ページを開くと、

1 はじめに 記入者が投票できる、次の選挙はいつか? 調べて記入する。
と書いてあり、地方選挙 国政選挙に分かれて表がある。そして、調べた日 情報源を書く欄もある。次を開くと、
2 どう変えるか ●記入者がどんな社会にしたいか はっきりさせる ●そのために今の社会で変えたいこと、まだ解決できていない問題をこの欄にメモしていく そしてここに、

3政治の記録 ●記入者が住む自治体と国の政治を記録する欄 ●政治のニュースを一年間65個記録する ●資料を保管して次の投票の時に参考にするとある。

漢字にはルビがふってあり、小学生の「夏休みの学習帳」のような体裁になっているのですが、この宿題を私たち大人はキチンとやっているのだろうか?政党の宣伝車が走っているのを見て「あれ~、何の選挙だったかなぁ」とか、日々の生活の中で「どんな社会にしたい?」を考えていただろうか?また、「これオカシイ!」と思ったことを忘れていなか?そうか、私たち大人はこの宿題をやっていなかったんだぁと思い出させてくれる一冊です。特に「3政治の記録」については本当にハッとさせられました。5W1Hと情報源1 情報源2  と複数の情報源記入欄があり簡潔に事実を記入できるようになっている。これを見返せば、議員や政党の公約や政策が達成できたのかを自分自身でも客観的に確認すねことが出来る。

この本を見て、改めて思うことは選挙、投票は社会を変える力を持っている事。そしてそのために私たちは議員や政党の「言ったこと」「やりますといった約束」を忘れないこと。そのために有効な手段のひとつに「文字に書いて記録する事」だと気づかされました。この宿題頑張ってやってみます。皆さんも一緒に頑張ってみませんか。


6/11・12
映画『香川1区』
上映会

@西荻シネマ準備室

西荻シネマ準備室での上映会、第2弾は!

『香川1区』です。

2021年の衆議院選挙に焦点をあてたドキュメンタリーは、さまざまな人間模様や時に不条理な選挙のシステムを描き、私達に政治を他人事にしていいのか? という問いを突きつけてきます。 この映画を、杉並区長選を間近にひかえる西荻窪で、みなさんと観て考え、語るきっかけとしたい、と強く思い企画しました。

どきどきはらはら、時にほろりと一瞬も目がはなせないこの作品、会場が小さいので予約優先とさせていただきます。ぜひぜひお越しくださいね。お待ちしております!

『香川1区』予約申込

会場:西荻シネマ準備室  杉並区西荻南3-6-2 ことビル2F
料金:1,500円/1名
上映時間
6月11日(土)
 (1)18:00〜
6月12日(日)
 (2)9:30〜
 (3)13:30〜
 (4)17:00〜


ご予約:
メールにてお申し込み:お名前・人数・希望時間(1)〜(4)・連絡先(電話番号)を明記のこと
info@nishioginokoto.co.jp
当日現金払い
 *感染対策の一環で、お名前とご連絡先をご記帳いただきます。

主催:株式会社 西荻のこと


西荻シネマ準備室の貸出について

西荻シネマ準備室は、西荻窪からなくなって久しい「映画館」の復活を目標に、その実現に向けての調査研究・準備をするために設けられたスペースです!……が、ふだんは多目的スペースとして以下のようなご利用が可能です。

展示会○販売会○新製品発表会○ワークショップ会場○トークイベント会場○ミーティング・会議○撮影スタジオ○習い事○読書会○学習会○お教室○記者会見○オンライン配信会場 などなど

1時間1,500円 または1日15,000円(9-21時)

(コロナ自粛期間特別料金です)

ご利用のお問い合わせ kabu@nishiogi.org

「ことみせ」の貸出について

ことビル1Fのカフェ「nof coffee」店内入ってすぐの小さな展示スペースが「ことみせ」です。販売も可能です。出展を検討している方は、「(株)西荻のこと」までお問合せください。

展示会○販売会○作品展○研究発表 などなど

平日2,000円 土日祝4,000円
(11‐18時/木休 ※nof coffeeのラストオーダー時間まで)

ご利用のお問い合わせ kabu@nishiogi.org


西荻のこと研究所
メルマガアンケート

メルマガ読者の皆様からの叱咤激励をいただきたく、アンケートを作ってみました。何度でも構いませんので、新しいご意見を思いつきましたら、ぜひ投稿してください
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読みやすい杉並区議会議事録

平成30年9月から令和2年6月までの杉並区議会より、都市計画道路補助132号線に関するやり取りの部分だけを抜粋したPDFを作成しました。
どんなやりとりが行われているのか、ぜひチェックを。
読みやすいように縦書きでレイアウトしてみました。

以下よりダウンロードしてください。
https://nishiogi.org/wp-content/uploads/2020/08/gijiroku132.pdf


西荻窪の未来を考える会 議事録

2020年7月17日と11月20日、西荻北銀座商友会の樋代会長と、杉並区の道路と都市計画と商店街関係部署(都市整備部土木計画課・市街地整備課・産業振興センター)の担当者と、西荻のこと研究所メンバーで会合を持ちました。その際の議事録をHPにアップしました。
この「西荻窪の未来を考える会」は、将来的には西荻窪エリアに住む住民にもっと開かれたまちづくり会合の場を実現するべく、その準備として行っています。

西荻窪の未来を考える会議第1回

西荻窪の未来を考える会議第2回


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参加希望の方、まずはメールをお送りください。
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西荻のこと研究所 メールマガジン配信
次号 2022年6月17日(金) 予定


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