2021年9月15日

西荻のこと研究所 メールマガジン 31号 (2021.9.10)

投稿者: nishiogiorg

ことビルの入居テナント紹介(1)
 nof coffee のこと

ことビルの2階の大部分は「西荻シネマ準備室」として「株式会社 西荻のこと」が運営していきますが、それ以外の場所はテナントさんに入っていただいています。どのテナントさんも魅力的な方達ですので、このメルマガでも少しずつご紹介していきます。

ことビルの顔、1階部分は「nof coffee」さんというカフェになります。

「nof」は「nostalgic our future」の略で「懐かしい未来」という意味。

ことビルのレトロで懐かしい雰囲気を活かした内装で、一部の什器はカントリーキルトマーケットさんから引き継いだものを使っています。また、暮らしを大切にして豊かな時間を過ごす、というこれからの時代に合ったコンセプト。過去と未来が混ざり合った素敵なお店になりそうです。西荻という街にもぴったりはまるのではないでしょうか。

コーヒーやスイーツはもちろん、ランチも食べられるとのこと。オープンは10月初旬の予定です。お楽しみに!

nof coffee instagram   @nofcoffee

  (福田倫和)


9/19ことビルオープニング企画トーク
西荻のこと、まちのこと、これからのこと
饗庭伸・中島直人

展示企画のご案内

旧カントリーキルトマーケット(西荻南3-6-2)の2Fで、「株式会社西荻のこと」が運営するスペース「西荻シネマ準備室」が始動します。

株式会社西荻のこと」は、個性ある商店と落着きのある住宅地が隣接するこの西荻窪というエリアを愛する人々により発足した「西荻のこと研究所」(このメルマガの発行人)が母体になっています。
これからこの西荻窪がどのように変わっていこうとしているのか、そこでわたしたちにできることはなにかを考えるなかで、スクラップアンドビルドだけではなく、もともとあるマテリアルも最大限に活かしていくことが、まちの雰囲気を維持し、未来へとつないでいく一助となると考えてきました。

そんな時に出会ったのがこの建物でした。
わたしたちはここを改装し、西荻の文化発信拠点として地域の方に活用をしていただくべく、「ことビル」と名付けオープンします。
テナントとして入っていただく1Fのカフェ「nof coffee」は10月のオープンに向けて準備中、2Fには「西荻シネマ準備室」のほか、カントリーキルトマーケットの元スタッフによる手芸店「bleu de nimes」が10月オープン、3Fは「oriori」「non-standard world Inc.」の2社がすでに稼働をはじめています。

まちとひとが繋がること
まちの時間が繋がること
まちの種が育つこと


この3つを大切に「まちとともに自分が育つ場所」を目指して、アイデアを膨らませ、みんなで考えるために、オープニングイベントとして、西荻のまちに関する展示を行います。そして19日には、まちづくりや都市計画の專門家である饗庭伸さん、中島直人さんをお招きして、「西荻のこと、まちのこと、これからのこと」と題してトークイベントを行います

展示「西荻のこと、まちのこと、道路のこと」は13日から20日まで開催(14〜20時)。こちらは今年6月に北銀座通りの「ヒューマンプラザ千代野」で開催した、道路拡幅をテーマにした自由研究発表会をベースに、ほか、これまでの西荻窪のあゆみを知るための資料写真などで構成(今年6月に一欅庵で西荻案内所がやった「ちょっと昔の西荻」展示資料など)。
  *****
なお、19日のトークイベントは新型コロナウイルスの感染拡大防止ということで、zoomでのオンライン開催になります。先着100名まで、要予約です。下記のPeatixでお申し込みください。当日のURLをお知らせします。
トークの時間前10〜14時は、「お披露目会」ということで、どなたも西荻シネマ準備室に入ることができます。

西荻シネマ準備室は「貸室」ですので、今後のご利用を検討されている方、展示期間中またはお披露目会のときに、ぜひ一度足をお運びください。

(奥秋圭)

【開催概要】
1:トークイベント
ことビルオープニング企画

『西荻のこと、まちのこと、これからのこと』

ゲスト
饗庭伸(東京都立大学)
中島直人(東京大学)
※敬称略、五十音順

日時:2021年9月19日(日)15:00~17:00

会場:zoom(定員あり)

参加:無料

お申込
https://open-kotobldg.peatix.com/


2:小さな展示会
「西荻のこと、まちのこと、道路のこと」


 2020〜21年に北銀座通りにて行った
自由研究発表会(通称:勝手にオープンハウス)の
パネルのほか、西荻の昔写真なども。

展示期間
2021年9月13日(月)~20日(月・祝)
14:00~20:00(最終入場19:30)
※9/19(日)はことビルお披露目会
10:00~14:00
15:00以降はイベント配信のため閉場

※感染対策、人数制限をしたうえで展示します。
 ご来場の方が多い場合は、お待ちいただくことがあります。
※感染対策の一環で、お名前とご連絡先をご記帳いただきます。


西荻の街角でミャンマーのポスター展
参加店舗を募集中

ミャンマーにゆかりのある学生らによるグループ「Light Up Myanmar」から、ことビルの「西荻シネマ準備室」でミャンマーについてのポスターの展示会をしたいという連絡があったことがきっかけで、それだったら西荻の街角を使ってポスター展示をやってみたら、と提案しました。

ご存知の通り、ミャンマーは軍のクーデターにより、著しく人々の自由と人権がそこなわれている状況にあります。そのなかで、反クーデターのデモンストレーションを支援するアーティストたちが、ウェブ上でミャンマーの現状を訴えるアートワークを発表しています。
(現在はもともとのサイトが閉じられていて、Instagramの@yangon.designが発表の場となっているようです。)

「西荻シネマ準備室」のような密室で短期間に展示をするのでは、もともとこういった展示によっぽど意識のある人しか見に来ない。そうではなく、私たちの日常のなかに、こういったポスターがガツンと不意打ちのように現れるほうがいいなと思いました。
このポスターから発せられるメッセージから、ミャンマーのことを思い出し、いま日本に住む私たちに何ができるのかを考えるきっかけになれば。

というわけで西荻にあるお店で、上の画像のようなミャンマーのポスターを10月1日(金)〜10月12日(月)の期間に展示してくださるお店の方を募集しています。以下、参加要項。

■展示作品サイズ B2〜A3
※A3の大きさは、支えが付いているので、立てられるようになっている。
※ポスターはオリジナルではないので、汚れても構わない。できれば目立つところに貼ってほしい。
※ポスターは、リストから候補を3点ほどあげていただき、他の店舗と調整してからお渡し。
※展示店舗の地図をつくってまわれるようにする。

■参加費:無料
※店舗使用料などのお支払いもありません。

■問い合わせ先:Light Up Myanmar 
メールアドレス:light.up.myanmar.office@gmail.com

なお、展示期間中の10月9日10日に、西荻シネマ準備室で「西荻窪でミャンマーを旅する」と題したミャンマー体験イベントも開催します。
詳細はまだくわしく聞いてないのですが、ミャンマー民族衣装の試着体験や、ミャンマー料理店によるテイクアウト弁当の販売などをするようです。

主催者詳細
Light Up Myanmar

ミャンマーに繋がりのある若者による団体です。
私たちは、アートや文化などを通じて、ミャンマーの現状とともにミャンマーの文化や人々の魅力を伝えたいと思い活動しています。
具体的には、今年の2月に軍によるクーデターが起きてから、実際の講義デモで使用されたポスターの展示活動などを通じて、現地の人々が何を感じているのかを日本の方々に知ってもらえるように活動しています。
ミャンマーの人々は、自分たちらしく生きられる社会を作るために日々葛藤しています。
私たちは、そのような人たちに焦点を当ててその活動などを紹介していき、新たな平和な社会を作っていく支援をしていきたいと思っております。

FACEBOOKページ
https://www.facebook.com/Light-Up-Myanmar-100196378890709/

西荻窪ノートに掲載の展示情報
https://media.nishiogi.guide/4040/

(奥秋圭)


西荻シネマ準備室の貸出について

西荻シネマ準備室は、西荻窪からなくなって久しい「映画館」の復活を目標に、その実現に向けての調査研究・準備をするために設けられたスペースです!……が、ふだんは多目的スペースとして以下のようなご利用が可能です。

展示会○販売会○新製品発表会○ワークショップ会場○トークイベント会場○ミーティング・会議○撮影スタジオ○習い事○読書会○学習会○お教室○記者会見○オンライン配信会場 などなど

1時間1,500円 または1日15,000円(9-21時)

(コロナ自粛期間特別料金です)

ご利用のお問い合わせ kabu@nishiogi.org

西荻シネマ準備室 利用条件(2021年9月1日現在)
○2時間からのご利用となります。なお、貸出時間には準備と片づけの時間も含みます。
○利用の際には事前に利用目的をお知らせください。内容によっては利用をお断りすることがあります。また、事前に打ち合わせた利用目的と利用実態が異なる場合は、期間中であっても利用を中止していただきます。
○利用人数の制限があります。詳細は管理者にお問い合わせください。
○以下の場合は利用できません。公序良俗に反するもの、違法な商品等の販売、高価なローンを組ませる商品等の販売、宗教またはそれに類する団体の勧誘・布教活動、反社会的勢力に関わる活動、マインドコントロールをともなうセミナー、室内を汚損する利用、差別・人権侵害のおそれのある活動、ほか西荻シネマ準備室のポリシーに合わない内容であると管理者が判断した場合。
○以下のことはできませんのであらかじめご了承ください。火気の使用、劇薬の使用、煙・悪臭を発生させる、本水を使用した上演、近隣に響くような音量の楽器・音響機器の使用、足踏みなど建物に振動を与える動きを伴う身体表現(ヒップホップダンスなど)、完全暗転を伴う上演作品、大きな声を出す上演作品、爆音上映。
○飲食をともなうパーティー等での利用については、感染症拡大防止のため現在は受付を中止しています。
○利用に伴い出たゴミはお持ち帰りください。
○利用を中止する場合は3日前までにご連絡ください。以後50%のキャンセル料が発生します。


西荻のこと研究所
メルマガアンケート

メルマガ読者の皆様からの叱咤激励をいただきたく、アンケートを作ってみました。何度でも構いませんので、新しいご意見を思いつきましたら、ぜひ投稿してください
アンケートはこちらから

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読みやすい杉並区議会議事録

平成30年9月から令和2年6月までの杉並区議会より、都市計画道路補助132号線に関するやり取りの部分だけを抜粋したPDFを作成しました。
どんなやりとりが行われているのか、ぜひチェックを。
読みやすいように縦書きでレイアウトしてみました。

以下よりダウンロードしてください。
https://nishiogi.org/wp-content/uploads/2020/08/gijiroku132.pdf


西荻窪の未来を考える会 議事録

2020年7月17日と11月20日、西荻北銀座商友会の樋代会長と、杉並区の道路と都市計画と商店街関係部署(都市整備部土木計画課・市街地整備課・産業振興センター)の担当者と、西荻のこと研究所メンバーで会合を持ちました。その際の議事録をHPにアップしました。
この「西荻窪の未来を考える会」は、将来的には西荻窪エリアに住む住民にもっと開かれたまちづくり会合の場を実現するべく、その準備として行っています。

西荻窪の未来を考える会議第1回

西荻窪の未来を考える会議第2回


本メールマガジンに掲載したアンケートと座談会を収録した冊子ができました。300部限定で配布をしていますので、必要な方は西荻のこと研究所までご連絡ください。

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毎週水曜19時〜21時くらい
西荻エリアにて(主にことビル2F)
緊急事態宣言中はリモート開催。参加希望の方はメールください。

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次号 2021年9月24日(金) 予定


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